卒業証書授与式 日本建築の担い手10人巣立つ
平成23年度第22回卒業証書授与式が3月10日に行われ、日本建築の担い手10人の門出を祝いました。
在校生や父兄約100人が見守る中、大石治孝校長は式辞で「さまざまな人生の経験を積み重ね、社会人として基本を学んだ。これからも技術者、技能者として精進努力し仕事に愛着をつぎ込んでほしい」と呼び掛けました。
式では大石校長が卒業生全員に卒業証書を手渡したほか皆勤賞、優秀賞、優良賞、卒業研究優秀賞の各賞を表彰しました。

 

学園初 大学院へ進学!
平成21年3月10日に卒業した「中里 想」君は、
「関東学院大学大学院 工学研究科 建築学専攻 博士前期課程」

に入学しました。
これは専修学校として、「高度専門士から大学院へ入学」の道ができて
(平成18年4月以来)初の進学者を出したことになりました。
 

浅間大社内「天神社」建築完成

本校は、毎年授業の一環として神社等の設計から施工までを手掛けてまいりました。
今回は、地元「富士山本宮浅間大社」内の「天神社」を、大社御鎮座千二百年と
今上天皇御即位二十年を記念して、神社より製作の依頼を頂き、本校がお受けしたものであります。
かねてより、社殿は老朽化が進み、全面的な改修が求められていたものであります。
天神社は、菅原道真公を祭る神社。正に本校にふさわしいありがたいお話でありました。
新社殿は、幅1.35m、高さ4m、奥行2.3mで、ヒノキとスギを使用。
前年に設計を済ませ、1年前から、「木造始祭(こづくりはじめさい)」、「仮殿遷座祭」、
「地鎮祭」を行い、無事完成にこぎつけました。
遷座祭では、本校学生も宮司さま達と白い衣を身にまとい、ご神体が人目に付かぬように
布で覆う「絹垣(きぬがき)」を学生たち全員でお手伝いさせていただきました。
翌日は、奉祝祭が行われ、多くの方々と共に落成を祝いました。


 

田中神社建築

田中区田中神社完成

 平成22年度は地元富士宮市田中区よりご依頼をいただきました田中神社社殿の建設に取り組みました。田中神社は文政7年(1824年)創建の氏神様で、180余年にわたり地域を見守ってきた祭神をお祭りする御社があり、また境内には公民館があり区民に親しまれてきました。この度、田中神社境内を改修し、コミュニティー広場とするとともに新しく社殿を建設し、文政7年建築の御社を、御厨子として新社殿に納めることとなり、その新社殿の設計及び建設という重要な役割をご依頼いただきました。3年生が中心となり設計の最終調整、木造りから原寸作成、刻み組み立てと「宮大工」の技術を習得しつつ、新社殿の建設に取り組んできました。また、その中にお納めする御社の補修には、4年生が解体調査、図面制作から、部材の曲がりを修正し、文政7年の「大工」技術を文字通り体感しつつ御厨子として完成させました。

 平成23年3月26日には新社殿へ御祭神の遷座祭が厳かに執行され、本校学生も御神体が人目につかぬように布で覆う「絹垣(きぬがき)」をお手伝いさせていただくという栄誉に浴しました。そして、翌27日には盛大に奉祝祭が催され、無事田中神社社殿並びに田中神社御厨子をお納めすることができました。

 この経験で得た「大工」及び「伝統木造」を支えていく技術者としての技術・技能・心構えを大切に次代へつなげていきます。

 

 

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